30歳からの脳の使い方|経験記憶の集積が頭を良くする

人になっても脳の機能自体はほとんど衰えないどころか、30歳頃から劇的に頭が良くなる人もいます。

30歳以降は脳の再開発期

脳の成長の仕方は都市の発展の仕方によく似ていると言われています。

何も無いところから山を切り崩したり、川に橋を架けたり、鉄道や幹線道路を通すなど、都市の構造を作っていくのが子ども時代から20代頃までだと言われています。

30歳からはすでにある道路と道路を結びつけて便利にしたり、よく使われる場所へのアクセスをよくするなど、都市をどんどん便利で効率的な住みやすい場所にしていく、脳の再開発が活発になってくる年代なのです。

つまり20代までに作り上げた構造をベースにしながら、過去の経験や記憶同士を結びつけるネットワークがどんどん過密になり、脳のシワが増えて、頭が良くなるのです。

具体的には、30歳からは過去の経験の活かし方が上手になっていきます。また知識同士を結びつけてアイディアを作り出したり、全体計画を作る能力も向上していきます。

30歳から経験と記憶の組み合わせが上達する

なぜ30歳から急に頭がよくなる人がいるのか?その理由は脳の特性にあります。

脳内の経験や記憶は『ネットワーク』状に配置されています。つまりネットワークが増えれば増えるほど、頭が良くなることになります。

たとえばA、B、Cと3つの記憶が単体で存在していれば、総数は『3』でしかありませんが、AとB、BとC、AとC、AとBとCというように結びつけば総数は『7』まで膨れあがります。

30歳以降はこのような組み合わせがどんどん増えていきます。

20代まではA、B、C、D、E・・・と経験と記憶を増やしていく時期です。そのため若い頃の頭の良さは、どれだけ早くFを覚えるか、Gを覚えるか、という『暗記』のうまさなのです。

ところが30歳以降は、AとC、DとGという『組み合わせ』がうまい人が、頭の良い人になるのです。

経験の集積が天才を作る

30代からはネットワークの密度が上がっていきますが、どのように密度を上げていくか、ということが重要になります。

つまり記憶と経験の『集積』が大切なポイントになります。

都市計画の例で言えば、シリコンバレーはIT産業を集積させることによって急成長しました。

愛知県の三河地方にはトヨタ自動車を中心に自動車産業が集積しています。

また東京の青山近辺は、あえて美容室を集積させることによって『カリスマ美容師』ブームを生み出したと言われています。

このようにある一定の目的や分野を中心して記憶や経験を集積させていくことで、圧倒的な能力を身につけることができるんです。

例えば、日本の職人の中には『神の手』を持つ人達がいます。

彼らは現代の最先端の工作機械でも不可能な『ミクロン』の誤差を、手で撫でるだけで一瞬で判断し、製品を完璧な精度に仕上げることができます。

ある一定の作業を繰り返した結果、彼らの神経ネットワークは指先の『触覚』に異常な密度で集積し、その結果として電子顕微鏡レベルの精度を感知できるようになってしまうのです。

過去の経験は全部活かせる

職人、専門家としての経験だけが重要なのではありません。

実際には99%の職業では一見関係のなさそうな過去の経験が自分の強みになることもあります。

例えば離婚問題専門の弁護士を考えてみましょう。

1人は大学卒業からそのまま弁護士になり、弁護士歴20年のA先生。離婚に直接関連する法律だけでなく、相続や財産など、関連する様々な法律知識が強みになるでしょう。

次に学校の先生から弁護士に転身した弁護士歴10年のBさん。特にお子さんのいる家庭の離婚問題で、子どもの教育面でのアドバイスは大きな強みになると思います。

もう1人は元キャバ嬢から弁護士になった弁護士歴5年のCさん。男性心理の理解力や、女性側からは同性ということも頼りになるポイントかもしれません。

Aさん、Bさん、Cさん、誰が最強というわけではありません。一見、弁護士としての経験の集積は弁護士歴の長いAさんが多そうですが、Bさんは子どものいる家庭に対してアプローチしたり、Cさんは女性のクライアントに集中した場合、過去の経験があるからこそ、最強の弁護士となりうるわけです。

誰もが最強になり得ますが、もしキャバ嬢出身のCさんが、Aさんと全く同じことをやったら、おそらくAさんのほうが優秀でしょう。

20代はそういうこともアリですが、30代や40代になったら、うまく自分の経験を活かすほうが良いと思われます。というか、『自動的』に自分の経験を活かしたやり方が思いつくようになるのが30代以降の脳の特徴なんです。

人生のマスタープラン

記憶や経験はすべて再利用可能です。そして30代以降は再利用のやり方が上手になります。

とはいえ、一定レベルの経験の集積を作り出すためには時間がかかります。一朝一夕にできるものではないからこそ、長期計画が必要になります。都市計画で言えば『マスタープラン』が必要なのです。

ちなみに各都市にはマスタープランという、10年単位の都市計画があります。このあたりは工業地域、このあたりは商業地域というように集積地域を決めて、それに合わせて道路を通したり、建物の建築の許認可を決めたりします。

やみくもに細い道路と通してもお金をかけたわりに便利になりませんし、田んぼの真ん中にポツポツと家を建てても、土地が無駄になってしまいます。

逆に駅前の商業ビルに、ユニクロやスーツ屋さん、スターバックスなどが集まって入れば、かなり便利ですよね。

都市の利便性向上、ブランド化(圧倒的な強み)は、マスタープランがなければ生まれないのです。

このような『マスタープラン』を自分の経験に当てはめて考えておくと、非常に役に立ちます。

自分はどのような『記憶と経験の集積』を作りたいのか、一度考えてみてはいかがでしょうか?


私は過去10年以上、様々な脳に良いとされるサプリメントを試してきましたが、その中で欠かさず飲み続けてきた成分がDHAです。

ただしDHAサプリにはとにかく「魚臭い」という欠点がありました。

私の知る限り、魚臭さもなく、あらゆる面で欠点がない唯一のDHAサプリが『きなり』です。

即効性も高く、飲んで数十分後には頭の中がクリアになる感覚があります。

海外の有名サプリブランドの製品も含め10種類以上のDHAサプリメントを試してきましたが、
『きなり』がベストです。

脳に良いサプリを探している方には、今一番おすすめのサプリです。