お酒で記憶が飛ぶ人は要注意|アルコール記憶障害の原因と対策

お酒を飲んだ時の記憶が曖昧になったり、ひどい場合、記憶がほとんど飛んでしまうことがあります。

お酒のせい、と言うのは簡単ですが、考え方によっては一時的な記憶喪失なわけで、よくよく考えると恐ろしいことでもあります。

なぜお酒で記憶が飛んでしまうのでしょうか?

よく考えてみると、お酒を飲んだ時の影響には個人差があります。飲んでいる最中から意識がぐだぐだになったり、同じ話を繰り返す人もいれば、飲んでいる最中はしゃきっとしていても次の日には全く覚えていない人もいます。

このような記憶の飛び方の違いはそのまま、アルコールによって麻痺している脳の機能を示しています。

何度も同じ話を繰り返す人は脳全体がお酒に弱い

記憶には大きく分けると2つの種類があります。『短期記憶』と『長期記憶』です。

短期記憶は数分~30分程度の記憶です。電話番号を聞いてメモをとるまでの瞬間的な記憶から、会話の最中に自分が言ったこと、相手が言ったことを覚えている能力が短期記憶です。

短期記憶はそのままでは一時的なメモのようなもので、どんどん捨てられていく運命ですが、脳の中の海馬という部位が必要な短期記憶を選別した上で、脳の側頭葉という部位に再書き込みを行います。

海馬によって書き込まれた記憶が長期記憶です。メモの中から重要なものをパソコンに打ち込む(ハードディスクに書き込む)イメージです。その時、打ち込みを行うのが海馬です。

一般的に「記憶する」「覚えている」と言った場合、短期記憶が長期記憶として保存されることを意味しています。

短期記憶ができない状態というのはその時点でかなりやばい状態です。例えば電話番号を伝えるときに復唱もできないのが、短期記憶ができない状態です。

私「090」
あなた「090」
私「1234」
あなた「12...43?」
私「1234です」
あなた「123...3?」

こんな感じで、ごく短期の記憶も維持できないのが、短期記憶ができないということです。

お酒を飲んだ時に、何度も同じ話を繰り返してしまう、といった場合、短期記憶の機能に障害が起こっている可能性があります。

アルコールは脳全体を麻痺させる効果があるので、人によっては短期記憶も危なくなる可能性があります。

短期記憶ができなければ当然長期記憶にもならないので、当たり前に次の日は全く覚えていない、ということになります。

ただ、このタイプの人は、記憶がないだけでなく全体的にグダグダになりやすいです。脳全体がアルコールに反応しやすいので、記憶だけでなくあらゆる認識能力や思考能力が低下するからです。

単純にお酒に弱いということなので、対策としても単純に飲み過ぎないということになります。

ある意味では分かりやすく、自分でもアルコールに弱いことが自覚しやすいので、実は長期的に見るとアルコールの摂取量は増えにくいのです。ある程度注意していればアルコール中毒にもなりにくいと考えられます。

記憶が飛ぶ、記憶が曖昧な人は要注意

友人が飲みすぎて記憶をなくした時に、「昨日、私どんなだった?」と聞かれることがあります。

その友人は昨日の記憶が飛んでしまったわけですが、『飲んでいる最中』の友人はとても意識がはっきりしていたのを、一緒にいた私は覚えていました。

つまり、『飲んでいる最中』は自分が言ったことや人の意見も、トイレの場所もはっきり認識しています。

このことは『短期記憶』はちゃんと出来ていることを示してします。短期記憶ができなければ、そもそもまともに会話することができないのですから。

ところが、飲んでいる最中は平気に見えても、次の日にまったく覚えていないわけです。それは短期記憶を長期記憶に書き込む機能がうまく働いていないからです。

一般的に『アルコール性健忘症』と呼ばれる症状がこのパターンです。一見、お酒に強そうに見えて、実は特に注意が必要なのがこのタイプです。

完全に記憶が飛ぶわけでなくても、記憶が曖昧になる、なんとなく楽しかったという印象しか覚えていない場合も要注意です。

短期記憶を長期記憶に書き込むのは海馬です。つまり海馬周辺の脳機能がピンポイントで機能障害を起こしている可能性があります。

短期記憶を長期記憶に書き込む役割の海馬は、私たちに日常生活でも勉強でも、常に中心的な役割を果たす、脳の中でも超重要な器官です。

その超重要な脳の器官が機能障害を起こす、というのは考えてみるとかなり怖いことだと思います。

特に記憶が飛ぶタイプの人がアルコール中毒や、アルコールの脳へのダメージに注意したほうが良い理由が3つあります。

1つ目は、一緒に飲んでいる他の人から見るといたって正常なので、誰も止めてくれないことです。

2つ目は、自分でも記憶がないので、何度も同じことを繰り返してしまう可能性が高いことです。

3つ目は、将来的に脳に深刻な悪影響を与えてしまう可能性が指摘されていることです。

フィンランドの研究では、記憶がなくなるほどお酒を飲むことが年に2回以上ある人は、アルツハイマー病のリスクが10倍になるという恐ろしい数字が出ています。

まず、翌日に記憶がないということ自体、アルコールによって脳がかなり麻痺している、かなりアルコールの影響を受けているという事実を知っておきましょう。

次に、アルコールによる長期記憶の障害=海馬の機能障害を防止する成分を摂取してみましょう。

具体的には『クロシン』という成分がアルコール性健忘に効果的だと言われています。

クロシンを含む代表的な食品は『サフラン』なので、お酒を飲む前にはサフランライスを食べるようにしてもよいかもしれません。

アルコールから脳を守る成分

まず、大前提としてアルコールは脳を破壊します。

アルコールは脳を酸欠状態にしてしまうからです。お酒を飲むと頭が痛くなる場合があります。この頭痛というのは、脳に酸素が不足して、酸欠状態になったために起こる症状です。

アルコールの脳へのダメージを最小限に抑えるためには、アルコールを速やかに『解毒』する必要があるのですが、その解毒を行うのが肝臓です。

体内に入ったアルコールは、2段階で分解されます。最初に「アルコール脱水素酵素」によってアセトアルデヒドに分解され、さらに「アセトアルデヒド脱水素酵素」によって分解された後、尿として排出されます。

「アルコール脱水素酵素」も「アセトアルデヒド脱水素酵素」も、両方とも肝臓で作られています。

だからこそアルコールの害から脳や体を守るためには、肝臓を健康に保ち、解毒機能を維持することが必要なわけですね。

肝臓の解毒機能をサポートしてくれる成分はオルニチンやクルクミン、システインといった成分です。

オルニチンはしじみに多く含まれる成分で、クルクミンはウコンの主成分です。システインは美容やアンチエイジング目的のサプリによく配合されていますが、実は二日酔い防止や、脳の保護にも有効な成分です。

合わせてDHAなどの脳の神経細胞の成長を良くする成分も継続的に摂取したいところです。

アルコールの害が広く知られてきたこともあり、最近ではアルコール対策に特化したサプリメントも人気があります。

代表的なものを紹介しておきます。

レバリズム
オルニチン、システイン(シスチン)、代謝系ビタミンなど、肝臓の機能をサポートする成分を詰め込んだサプリです。テレビで紹介されたこともあるようです。⇒レバリズムの詳細
ゲンキウコン
コンビニで売っている通常のウコンの14倍~70倍の濃度を持つ、その名も「クスリウコン」を使用したサプリです。⇒ゲンキウコンの詳細
きなり
肝臓だけでなく脳や血管系など、全身の健康に役立つDHA/EPAサプリの傑作です。ちなみに私も愛用しています。健康診断の数値などが気になる場合にはかなりおすすめです。⇒きなりの詳細

サプリには合う合わないがあるので、自分で色々と試してみて、感触の良いものを見つけることが大切です。

アルコールが脳に悪い、というのはもはや常識ですが、それでも全くお酒を飲まないという決断は難しい場合もあります。

職業上不可能なケースもありますし、そもそも脳は物理的ショック、ストレス、排気ガス…あらゆるものからダメージを受けるので、神経質になりすぎるのもナンセンスです。

それでも脳を活性化し集中力や記憶力をキープし学習意欲と学習能力を維持したい場合、可能な限り対策をとっておいたほうが良いでしょうね。


私は過去10年以上、様々な脳に良いとされるサプリメントを試してきましたが、その中で欠かさず飲み続けてきた成分がDHAです。

ただしDHAサプリにはとにかく「魚臭い」という欠点がありました。

私の知る限り、魚臭さもなく、あらゆる面で欠点がない唯一のDHAサプリが『きなり』です。

即効性も高く、飲んで数十分後には頭の中がクリアになる感覚があります。

海外の有名サプリブランドの製品も含め10種類以上のDHAサプリメントを試してきましたが、
『きなり』がベストです。

脳に良いサプリを探している方には、今一番おすすめのサプリです。